2017年10月19日木曜日

珈琲のあるところ



私の珈琲人生は30歳を過ぎたころ。
かなり遅い始まりです。

それまでは、珈琲が飲めないくせに珈琲特集の雑誌を見かけるとつい買ってしまったり。
ずっと前から珈琲に対する憧れ、みたいなものだけは強く抱いていました。


あるカフェに通うようになったことを機会に珈琲の味に魅了され、
そこからは色んなお店で色んな人の淹れた珈琲を楽しむように。

牛窓の「てれやカフェ」にフラっと立ち寄るようになる頃には、
自分好みの味もはっきりと自覚できるくらいに珈琲を楽しんでいました。

瀬戸内の海近く。
はにかむような可愛い笑顔が印象的なテレサさんのアートが詰まった古民家のカフェには
いつもゆるい時間が流れていて、
そのカフェに吸い寄せられる人々もどこかのんびり、まったり。

店主さんも底知れない魅力溢れる人。
珈琲を飲みたいからではなく、店主さんとお喋りしたいから珈琲を飲みに行く。
そんな人々はとても多かったはず。
Pulau manis のアクセサリー委託のお話も快く受けてくださいました。


その皆に愛された「てれやカフェ」は築150年にもなるとのこと。
とうとう取り壊されることとなり、10月末に一旦閉店。




私の人生で珈琲を特別なものにしてくれた大切な思いの詰まったカフェが3店あります。

そのうちの1つが消えてしまうことはとても淋しいけれど。
またいつの日か、のんびりまったりと何処かで。

生まれ変わった場所で、てれや珈琲を飲むことのできる日が待ち遠しいです。